【Mac版】Shopify CLI3.xでローカルのテーマ開発環境を作る方法

Liquid Shopify

YOSUKE DESIGN

Shopifyでテーマ開発するときのコマンドツール Shopify CLI3.x の設定方法を知りたいなー。

こういった疑問にお答えします。

この記事のテーマ

Shopify CLI3.xでローカルのテーマ開発環境を作る方法がわかる

もくじ

この記事を書いている僕は、2020年からShopifyエキスパートで働いて、現在はShopifyフリーランスエンジニアとしてストア構築、テーマ開発をしています。デイトラというオンラインスクールでShopifyコースのメンターもしています。

Shopify CLIとは

Shopify CLIとは、Shopifyのテーマの構築をサポートするツールで、Shopifyデベロッパーが使用するコマンドラインになります。

これがとても便利なのですが、Shopify CLIのバージョンで2.xは、まだまだ不安定でした。ですが2022年10月に、Shopify CLI 3.x が追加されて、アップデートしてみるとめちゃめちゃいい♪

ですので、ぜひShopify CLI 2.xを使っている人や、まだ使ってない人はインストールして使って欲しいと思います✨

Shopify CLI 3.x のインストールの下準備

Shopify CLI 2.xがインストールされている場合は、アンインストールしておきましょう。(Homebrewでインストールしている場合は大丈夫です)

apt, Yam, RubyGems でインストールしている場合は、

sudo apt remove shopify-cli
sudo yum remove shopify-cli
gem uninstall shopify-cli

とコマンドを入力してアンインストールします。

Shopify CLI 3.x のインストールする4つの条件

まず、Shopify CLI 3.xをインストールするなら、下記の4つの条件が必要になります。

  1. Homebrew
  2. Ruby
  3. Node.js (14.17.0以上)
  4. Git

Homebrew

HomebrewはmacOS上で動作するパッケージ管理ツールです。これを使って、Rubyとか様々なパッケージをインストールすることが可能なので基本はどこかのタイミングでインストールしていることが多いです。

brew -v

このコマンドをターミナルに入れて、バージョンが表示されなかった場合は、Homebrewをインストールします。

以下のコマンドをターミナルに貼り付けます。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

もしバージョンが表示された場合でも、アップデートしておくのがおすすめですね♪

brew update

Ruby

MacでRubyは標準でインストールされていて、どこかのタイミングでアップグレードしている場合が多いですが

ruby -v

でバージョンを確認して、2.7以上でなければ、

「Ruby インストール」でググってインストールしておきましょう^^

Node.js

Node.jsはJavaScriptの実行環境で、これもどこかのタイミングでインストールしていることが多いので、

node -v

でバージョンを確認して、14.17.0以上でなければ、ググってインストールしておきましょう^^

Git

git --version 

バージョンが出てば大丈夫です👍

Shopify CLI 3.xをインストール

いよいよ、Shopify CLI 3.xのインストールですね♪

brew tap shopify/shopify 

とコマンドを入れて、次に

brew install shopify-cli

コマンドを入れれば、インストール完了です。

HomebrewでShopify CLI 2.xをインストールの場合

brew upgrade shopify-cli

でOKです👍

Shopify CLI 3.xの確認

上記がうまくできれば、

shopify version

と入れて、

Current Shopify CLI version: 3.31.1

など、3.xで表示されれば完璧です。